エヌアイン公式大会「電光大戦」ブログ

第七次電光大戦公式ブログです

予選第12戦アミューズメントパークエルロフト

3月3日、第六次電光大戦-leben sie in life-アミューズメントパーク・エルロフト予選には18名の参加者が本戦への切符を求め、茨木の地に集った。

このエルロ予選には遠征や圧倒的な実力を持つプレイヤーの参戦は無く、エルロフトにエヌアインが復活したここ2〜3ヶ月の間に新規に始めたエルロエヌアイン勢や、エルロP4U勢の記念参加、またワールドワイドにKOFをプレイし、近頃は京都にて家庭用KOF13の大会を主催するなど精力的にKOF界を牽引しているプレイヤー、No.17の参加など、実に様々なプレイヤーが集まり、他店舗とは少し毛色の違う、お祭り的な雰囲気の中予選は始まった。また毛色が違うのはプレイヤーだけではない。
【エヌアイン】4、【鼎】2、【完全者】1、【E・ゾルダート】1、【電光戦車】2、【カティ】1、【ムラクモ】2、【テンペルリッター】1、【アノニムガード】2、【アカツキ】2
という参戦キャラ分布。俗にいう”弱キャラ”の参戦が他店舗予選に比べて圧倒的に多く、参加者やツイッター上を賑わせた。
しかし勿論、参加者の誰もがお祭り気分の、浮ついた気持ちで参加しているのではない。皆それぞれが残り少ない本戦出場切符を手に入れんと強い気持ちで挑んだエルロ予選。中でも有力候補は、それぞれ十分に切符を狙える実力を持っていながら、使用キャラに一癖あり、他店舗予選では所以キャラ相性で破れ去ってしまうことの多かった”黒Q”選手(戦車)、”ギルダン”選手(Eゾル)。積極的に他府県の店舗予選に遠征を行い、切符への思いは人一倍強い”リロイ”選手(完全者)。関西のエヌアイン情勢において、中級者と呼ぶには抜けた実力を持つ”YMJ”選手(ムラクモ)、”ツーソン”選手(完全者)など、このまま優勝候補を挙げれば参加者のほぼ全員となってしまうほど、参加者の実力の伯仲した、激戦必至の予選となった。
大会途中の熱戦の数々は是非、動画の方を見ていただきたい。

そして一発勝負のトーナメントを勝ちあがり、決勝戦で接敵したのは、なんとギルダン選手(Eゾル)と黒Q選手(戦車)!!
扱いの難しいゾルと戦車という扱いの難しいキャラを使いこなす職人プレイヤー二人での決勝戦に会場は多いに沸いた。

決勝戦1ラウンド目、2ラウンド目は両者譲らず、残り体力お互いドットからの完全世界発動で延命、ギリギリの勝負が続くという息の詰まる戦いが続き、お互いゲージ0で迎えた3ラウンド目。開幕から強気にダッシュ攻撃や前ジャンプで強気に攻めていく黒Q戦車に上手く対処していたギルダンゾルだったが、それまでしっかりとガードし続けていた筈の戦車の中段頭突きにヒットしてしまい、起き攻めのチャンスを与えてしまうという痛恨のミス。そこから流れは黒Q戦車側へ。確反や中距離からの火力の低いゾルというキャラクターの隙をつき、強引な中段頭突きや前ジャンプ攻撃、アーマー付きのしゃがみAなどでまとわりついていく猛攻を見せ、じわじわと体力を削られていくギルダンゾルと、みるみる増えていく戦車のゲージ。距離が離れ猛攻が終わり、体勢を立て直そうとしたときには時既に遅し。ガードの上からアウゲ>ギャラルでガードの上から体力を削り切るといういかにも戦車らしい勝ち方で黒Q戦車がエルロフト予選を突破した。

電光戦車というマスコットキャラクターで本戦への切符を手にした黒Qさんには、予選同様、是非本戦でも大いにギャラリーを魅せ、大会を盛り上げ、優勝を掴んでほしいと思います。
動画はこちらから↓
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Mnw1O1JkuPE